こんにちは!
Nekobee/ねこびー広報部です (=^・ω・^)ノ
今回は猫の肥満について考える第二弾として、猫が肥満になる原因を解説したいと思います。
様々な原因により引き起こされる猫の肥満
ฅ 食べ過ぎ
人間同様、ごはんを食べ過ぎて「摂取カロリー>消費カロリー」になれば猫だって体重は増えてしまいます。まして太ってしまえば、重い体を動かして運動するのは億劫になってしまうものです。
可愛い愛猫に愛情としてごはんを与え過ぎることは愛猫を肥満にしてしまうことになりますので注意して下さい。
ฅ 運動不足
愛猫の安全面や健康面でメリットが大きい室内飼いですが、一方で行動範囲が限られてしまうため愛猫を運動不足にしてしまう可能性があります。
猫は高いところが好きな動物です。ジャンプしたり上ったり下がったりする上下運動を好みます。キャットタワーなどを使って愛猫が運動できる環境を作ってあげたり、狩猟本能を刺激するような一人遊びできるおもちゃを用意するのが運動をするきっかけとして良いでしょう。
ฅ 不妊・去勢手術
不妊・去勢手術により、性ホルモンが減少することで避妊手術後は手術前よりも代謝エネルギー量が減り、体重を維持するための必要カロリーが75~80%程度しか必要としなくなると言われています。
また、避妊手術により食欲を抑制させる働きがあるとされるエストロゲンが減少すると食欲が増加することも不妊・去勢手術による肥満原因と考えられています。
ฅ 高齢
「猫の平均寿命は何歳?人間で年齢換算すると??」で解説したように猫の加齢はとても早く、生後1年半で人間の20歳、3年で28歳、その後は1年ごとに4歳相当の速さで年をとると言われています。
高齢になれば運動量も減り、基礎代謝も下がりますので、若い頃と同じ量のごはんを与え続けると肥満につながる可能性が考えられます。
ฅ ストレス
引越しなどの生活環境の変化や一緒に暮らしている他のペットとの関係でストレスを感じ、過食に走ることも考えられます。
ฅ ケガ・病気
飼い主が知らないうちに愛猫がケガをしていたり、病気にかかって、肥満になっている可能性もあります。
ケガにより運動量が減ってしまったり、甲状腺機能低下症やクッシング症候群などの病気にかかってしまい太る場合もあります。
普段の観察が大切
猫の肥満の原因は食べ過ぎと運動不足が主な原因とされていますが、それ以外にも年齢や精神的なものまで様々な原因が考えられます。時に病気かかっていることもあります。また、太りやすい体質の猫もいます。
愛猫の日々の様子や体型の変化、取り巻く環境など飼い主としてあらゆる角度から愛猫の状態を常に把握しておく必要があります。
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【参考】
・アニコム損害保険株式会社「みんなのどうぶつ病気大百科 去勢・ 避妊 <猫>」
・南が丘動物病院「南が丘動物通信 避妊手術・去勢手術で太る??」