こんにちは!
Nekobee/ねこびー広報部です (ミ・ﻌ・ミ)
今回は猫の肥満について考える第三弾として、猫のダイエットで注意すべきことについて解説したいと思います。
猫のダイエットは「食事コントロール」と「運動」を組み合わせて取り組んでいきます。
しかし急激・過酷なダイエットは猫にストレスや病気をもたらしてしまうこともあります。ストレスで過食に走ってしまったり、命に関わる病気にかかってしまうということも・・・。
猫のダイエットはどんなことを注意すべきなのか。食事面と運動面から考えたいと思います。
食事で気をつけるべきこと
ฅ 食事の回数は数回に分ける
愛猫の食べる姿が可愛くてついついもっとあげてしまうこともあるごはんですが、肥満につながる大きい原因です。
1回の食事量を減らし、1日2〜3回に分けて与えてることで食事の与え過ぎを防ぎます。
ฅ フードの変更は1週間程度使って行う
飼い主様のなかにはダイエットフードや低カロリーのフードなどへ切り替えを行うことを考えている方もいらっしゃると思います。
フードの切り替えは期間を1週間ほど設け、はじめは現在のフードの10%くらいを新しいものに代えて少しずつ慣らしていくようにします。
突然フードが変わったことにより食欲不振などを引き起こす可能性もあるため、徐々に新しいフードの量を増やしていきましょう。
ฅ 絶食は禁物
私たち人間がダイエットでより早く結果を出そうとするときの手段に「絶食」がありますが、絶食は猫にとっては命の危険にさらす可能性があるとても危ない行為です。
猫はタンパク質を多く必要とする動物ですが、絶食によりタンパク質が不足すると脂肪代謝がうまくいなくなり肝リピドーシス(脂肪肝)を発症し、最悪命を落とすこともあります。
猫の絶食はフードの切り替えでも起こり得ます。突然のフードの変更で食欲が湧かなくなり絶食状態になる可能性もあります。そのため、上述のようにフードを変更する場合は1週間ほど時間をかけて少しずつ変えるようにしましょう。
絶食同様、急激・過酷な食事制限も行わないようにしてください。
運動で気をつけるべきこと
ฅ 運動量は徐々に増やす
食事量を急激に減らすのがNGのように、運動量も急に増やすことは猫にとって負担となりますので愛猫の様子を見ながら徐々に増やしていきます。
まずは1日2〜3分から、慣れてきたら1回15分程度の運動を1日2~3回といった感じで、愛猫の様子を見ながら時間を増やしていくのが良いでしょう。
急な運動量の増加は愛猫の関節や心臓に負担をかける可能性があるのでご注意を!
猫のダイエットは慎重に🐈🐈
猫は繊細な動物ゆえ、突然の変化にストレスを感じたりします。
猫のダイエットでは「食事コントロール」が最も効果的とされていますが、それが愛猫にとってはストレスになりえます。
愛猫にダイエットをしてもらう際には慎重に計画をし、ストレスを与えないように心がけましょう。
猫のダイエットはやり方によっては愛猫を危険にさらしてしまうことも考えられます。
今回猫のダイエットで注意すべきことを解説しましたが、実際に愛猫が肥満体型になってしまった/太り気味になってきたと感じたら、動物病院にまずは相談してみることをオススメします。
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